作用反作用

http://med-legend.com/mt/archives/2006/12/post_996.htmlにある「医学都市伝説 飛行機はトレッドミルから離陸出来るか」に関して。

要は、充分な幅と長さがあるトレッドミルを想像し、そこに飛行機(ジェット機、プロペラ機を問わない)を置いた時、果たしてこの飛行機は離陸出来るかというものである。私にはこれは考えるまでもない問題だと思われる。飛び立てるに決まっているでしょ?

コメント欄でもいろんな意見が出ています。http://d.hatena.ne.jp/REV/20061218/p1にある「REVの日記 @はてな - トレッドミルとジェット飛行機」でも説明されています。ただ、飛行機にこだわるなら水上飛行機を考えるのもいいかなと思いました。静止した水面から飛び立つのと、流れに逆らって飛び立つので何が違うかということです。

これは摩擦の大きさをどのくらいと考えるかによって、飛び立てるとも言えるし飛び立てないとも言えそうな気がします。飛び立てない説をとった場合には、スポーツセンターなどにあるスキーの練習機が自説を補強するのに使えそうです。プラスチック製の擬似雪面が傾いたベルトコンベアのようになっていて、うまく速度を調節すると同じ位置にとどまりながらいつまでも滑ることができるというものです。

参考 http://q.hatena.ne.jp/1136316845


この問題とは関係無いのですが、車輪のいらない飛行機についてだいぶ前に読んだのを思い出しました。車輪を無くすことで、より多くの人や荷物を運べるという利点があります。
方法は、リニアモーターカーの応用で飛行機の乗る台車のような物をつくって飛行場に装備するというものです。空母のカタパルトのようなものと言ってもいいでしょう。問題は着陸なのですが、コンピューターを使ってコントロールすることで速度と位置をうまいこと合わせることが出来るだろうというように書いてありました。

性格と客観性

http://deztec.jp/design/06/12/19_literacy.htmlの「星座と性格」に関して。

血液型性格診断程度には、検証する価値のあるデータだと思うが、いかがか?


これにはまったく同感です。ただし、血液型性格診断と同じように検証する価値が全く無いという意味でですが。
これが交通事故の発生率と星座の関係ならばまだ意味があると思います。これなら定量的に調べることができるからです。しかし、性格の場合は客観的に判断するのが難しそうです。例えば“素早い決定を好まない”というのは何をもとに判断したのかわかりません。まあ「好まない」と書いてあるのだけ見てもイカサマじみた感じをうけます。これが、ドライブシミュレータを使った試験で反応時間を測定して、平均とばらつきから判断して有意な差があったとかならば、少なくとも統計的な意味はありそうです。しかし「好まない」とは…。アンケートで好きか嫌いか質問でもしたのでしょうか。

いわゆる性格判断全般にいえるのですが、具体的な性格の判定基準が無いのでは信用するに値しません。それに、具体的に個人の性格が判断できるのなら、その結果を血液型とか星座とかでグルーピングしないで個別にデータを使えばいいのではと思います。例えば体重を測定してその結果を星座ごとにまとめて、獅子座の人は体重が重いので気をつけましょうとかいうのを聞いたら、何ばかなこと言ってんだと思います。


Jリーグの生まれ月による差というのは、確かに統計的な相関がありそうです。J1だけでなくJ2はどうなのかや、クラブ活動などでのレギュラーではどうなのかなどにも興味が出ました。また、他のスポーツではどうなのかとか、サッカーの場合でも日本以外ではどうなのかなども気になりました。特に、日本と学年の区切りが違う国の場合はどうなっているのかなど。