ハイチ地震のはてな義援金2

予定よりも1週間延長されて2月7日までになった「ハイチ地震救援金」ですが、これを書いている9日の時点でも終了していないようです。以前にも同じようなことはあったし、予定よりも長く開設しておくことでより多くのポイントが集まるのならばそれはそれで悪いことでもないかなとも思います。
しかし、それならば9日までに払い込む予定などと書かないほうがよかったのかも。

2月7日までに集まったはてなポイントにつきましては、ただちに9日までに送信手数料分も含めた全額を日本赤十字ハイチ地震救援金窓口へと払い込む予定です。

http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20100129/1264747413


そんなわけで今後増える可能性も無いとはいえないのですが、現時点では731名からの救援金総額は643,586円となっています。人数でも金額でも第二回「スマトラ島沖地震」救援金を追い抜いて、今回よりも多いのは第一回の「平成16年新潟県中越地震義援金だけで、それに次ぐ多さです。一人当たりの平均金額だと約880円で、これは4番目。


昨年行われた4つのはてな義援金では、4つを合計しても20万円程度と今回の3分の1以下しか集まっていません。そういったことからすると、今回たくさんの人から多くの救援金が集まったのは不思議な感じがします。
理由としては、大きな災害でニュースなどで何度も報道されることで多くの人が知ったというのがひとつあると思います。大きな災害というだけならば去年の「スマトラ島沖地震」も大きかったようで、日赤からは総額約9,200万円の支援が行われています。
(参考:http://www.jrc.or.jp/foreignrescue/l3/Vcms3_00001341.html
でも、はてな義援金で集まった金額は56,219円で、これは下から3番目です。
だから災害の規模だけではなく、それがニュースなどで話題になることも影響しているのでしょう。話題になるといえば、千羽鶴騒動によって通常ならば関心の無かった人たちにもはてな義援金が知られたというのも、731名もの協力者が集まった一因にもなっているのでしょう。
それから、起こった時期などから阪神・淡路大震災を連想させるというのもあるように思います。
でも沢山集まった結果からあれこれ考えることはできても、去年の段階で今回のようなことを予想することはできませんでした。正直なところ、はてな義援金は参加者でも金額でも尻すぼみのままではないかと思っていました。
それが意外なほどの復活をとげたわけですが、これが今後も続いていくのかというと、それもよくわからないところです。



前に書いたもの。
ハイチ地震のはてな義援金


(10日追記)
今見たら終了していて、733名からの救援金総額が643,786円となっていました。