性格と客観性

http://deztec.jp/design/06/12/19_literacy.htmlの「星座と性格」に関して。

血液型性格診断程度には、検証する価値のあるデータだと思うが、いかがか?


これにはまったく同感です。ただし、血液型性格診断と同じように検証する価値が全く無いという意味でですが。
これが交通事故の発生率と星座の関係ならばまだ意味があると思います。これなら定量的に調べることができるからです。しかし、性格の場合は客観的に判断するのが難しそうです。例えば“素早い決定を好まない”というのは何をもとに判断したのかわかりません。まあ「好まない」と書いてあるのだけ見てもイカサマじみた感じをうけます。これが、ドライブシミュレータを使った試験で反応時間を測定して、平均とばらつきから判断して有意な差があったとかならば、少なくとも統計的な意味はありそうです。しかし「好まない」とは…。アンケートで好きか嫌いか質問でもしたのでしょうか。

いわゆる性格判断全般にいえるのですが、具体的な性格の判定基準が無いのでは信用するに値しません。それに、具体的に個人の性格が判断できるのなら、その結果を血液型とか星座とかでグルーピングしないで個別にデータを使えばいいのではと思います。例えば体重を測定してその結果を星座ごとにまとめて、獅子座の人は体重が重いので気をつけましょうとかいうのを聞いたら、何ばかなこと言ってんだと思います。


Jリーグの生まれ月による差というのは、確かに統計的な相関がありそうです。J1だけでなくJ2はどうなのかや、クラブ活動などでのレギュラーではどうなのかなどにも興味が出ました。また、他のスポーツではどうなのかとか、サッカーの場合でも日本以外ではどうなのかなども気になりました。特に、日本と学年の区切りが違う国の場合はどうなっているのかなど。