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- http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20090526/1243271621 言語の本質ってなんだろう - 「で、みちアキはどうするの?」
- http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20090525/p1 否定や疑問こそ言語の本質ではないか - 東京永久観光
- http://d.hatena.ne.jp/trivial/20090526/1243340042 本質とそうでないものをどうやって見分ければいいのだろう? - 一本足の蛸
を読んで、言語の本質というのは、その伝える意味にあるのではないかと単純に考えました。物や人を表す名前として、色や形を表現する、動作や場所を表すものとしての言語です。何かを考えたりするのにも言語を使うのが通常ですが、言語によらないで考えることも原理的には可能だということは前に『 「言葉を使わずに考える」ということを考える』で書きました。
言語の本質が意味だという考えを否定することは、意味の無い言語があれば可能です。意味の無い言語は存在するでしょうか。
「意味のわからない言葉」というのならば存在します。自分の知らない言語や、知っている言語であっても知らない単語であれば、それは意味のわからない言葉です。ただ、それが意味の無い言葉であるかはわかりません。ニュースなどで「わけのわかからないことを話し」というのは出てきますが、これも意味が無いのか、それともわからないだけなのかが明確ではありません。
意味の無い単語や短文を作り出すことは可能でしょう。*1外国語のものまねとして印象としては確かに真似している外国語であるのに、意味としては全く通じないというものもあります。これを意味の無い言語と考えることはできるでしょうか。それとも言語の本質を持たないニセモノなのでしょうか。
言語が意味を伝えるものだとして、意味を伝えるものは全て言語なのかという疑問もあります。たとえばジェスチャーは言語でしょうか。絵画や彫刻、音楽などは言語でしょうか。
料理が言語である可能性も無いとは言い切れません。「地球はプレインヨーグルト」というSFには、味覚を言語として使用する宇宙人が同情します。プレインヨーグルトの味が地球を意味しています。
宇宙人でなくとも、料理に何らかのメッセージを込めたり、受け取ったりすることはあります。ただし、伝わらない場合もあるので、言語としては確実性に欠けるかもしれません。
*1:そこから無理やりに意味を読みとくことも可能でしょうが。