水辺の馬

人力検索はてなの質問、http://q.hatena.ne.jp/1147616170から。

わたしは10年間英語を勉強してきましたが、ほとんどしゃべられませんし、長文を読み下すこともできません。日本の英語教育は問題があると思います。なぜこんな英語教育がいまも続けられているのでしょうか? 誰が悪いと思います?


学校で学んだことがたいして身につかないのは、何も英語に限った話でもないと思います。
国語や数学、社会に理科といった教科は身についているでしょうか。また、体育や美術、音楽、書道に関してはどうでしょう?

学校で学んだこと(2003.4.6)
日本人は、中学と高校で6年間は英語を学んでいるのに、ほとんどの人が英語を話せない。といった話しを耳にしたり目にしたことはないだろうか。
では、大学生が分数の計算が出来ないという話しについてはどうだろう。数学は、やはり中学と高校であわせて6年間、それに加えて小学校の算数も加えれば12年にもなる。
さて、せっかくだから他の教科についても考えてみることにしよう。まず国語、漢字はどのくらい書けるだろうか、古文や漢文なんてのもある。
地理や歴史といった社会についてはどうか。山脈や山地、川の名前や年表を覚えた記憶はあっても、その内容は思い出せないのではないだろうか。物理や化学、生物に地学といった理科についても似たようなものか。周期律表やイオン化傾向運動方程式や維管束、天文単位パーセクなんてのの意味は覚えているだろうか。
音楽だって何年もやっているのだから、譜面を読んだり、音程を外さずに歌うくらいは当然として、なにか楽器を演奏したりは出来ても不思議はないような気もするが、そうでないとしたら何か日本の音楽教育に問題があるのだろうか。
美術や図工を学んだから、絵をかくぐらいはたいていの人が出来る、のかなぁ。
小学校の時に練習して出来るようになった逆上がりは、はたして今出来るだろうか…。

http://homepage1.nifty.com/ROYGBIP/back15.htm#schoolより引用


しかし、どうせ身につかないからといって何もしなければ、それこそ全く何も得るものは無いわけです。はてなブックマーク最近の人気エントリーで紹介されていた「1000枚のコピー用紙」は、毎日の努力の大切さを感じさせる文章です。