コカコーラからいくらかもらって書かれた小説

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/09/post_673.phpにある「MORI LOG ACADEMY 今さらプレゼントに感謝」の以下の部分に関連した話。

 昨日、税理士さんと話をしているとき、コカ・コーラからもらった金額に、横で聞いていたスバル氏が驚いて、あとで笑っていた。僕は、話したつもりでいたので、「あれ、君、知らなかったの?」ときいたら、「ダイエット・コークが届いているから、あれだけかと思ってた」とのこと。たしかに、2ダースか3ダースか箱で届いていて、スバル氏が毎日飲んでいる。しかし、そんなことくらいで仕事をするか?
 面白いメールもファンから届いた。「小説の中にコカ・コーラが何度も登場するから、森先生ったら、コカ・コーラからいくらかもらっているんじゃないのって、友達と話してしまいました」と。こういう面白いメールが来ただけでも、この仕事をした甲斐があったというものである。TVのコマーシャルなんかを見ても、あれは友情出演していると考えているのだろうか。ほのぼのとした素敵な発想だと思う。その感性は大切にしてもらいたい。

ここで取り上げられている小説は「カクレカラクリ」のことだと思います。コカコーラ120周年記念ドラマとして最近TVでも放映されました。小説は読んでませんが、TVは見ました。途中のCMはコカコーラの物ばかりでした。ドラマの中にもコカコーラが登場してました。

“ほのぼのとした素敵な発想だと思う。その感性は大切にしてもらいたい。”というのは素直にとれば褒めているようでもあり、ひねくれた見方をすれば莫迦にしているともとれます。これは元のメール自体にも言えて、文字通り素直に理解することもできるし、婉曲に批判しているとみなすこともできるでしょう。

下に、小説の「カクレカラクリ」の紹介リンクをおいておきます。いくらかもらっているわけではありません。


カクレカラクリ?An Automaton in Long Sleep

カクレカラクリ?An Automaton in Long Sleep