コインの加工5

以前に「コインの加工2」で“日本のコインを使ったマジックを行ったマジシャンが逮捕されたというのは聞いたことがありません。”と書きましたが、実際に逮捕者がでたようです。

貨幣損傷手品用に硬貨に穴開ける マジシャンら逮捕
押収された手品用コイン 手品用コインを製造する目的で硬貨を加工したとして、警視庁保安課は15日、いずれも大阪市などに住む▽手品用品販売業、庄野勝吉(58)▽同、谷田健二(30)▽旋盤工、村田吉夫(40)▽手品師、谷口武(24)の4容疑者を貨幣損傷等取締法違反容疑で逮捕したと発表した。庄野、谷田両容疑者は手品師としても活動し、谷田容疑者は「銀次郎」、谷口容疑者は「アルス」の芸名を名乗っている。

調べでは、4容疑者は昨年から今年にかけ、10〜500円硬貨計約400枚に、工作機械で穴を開けたり縁を削るなどの加工をし、手品用コインを製造した疑い。いずれも容疑を認めている。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061115k0000e040065000c.htmlより引用)


少なくとも日本の硬貨に穴をあけたりした場合は、マジシャンであっても逮捕されるようです。これにより、TV番組などで日本の硬貨を使ってタバコなどを通り抜けさせるマジックはやらなくなるのでしょうか。


以前に書いた関連するものへのリンク
コインの加工へ

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刑法には「硬貨に穴を開けてはいけない」とは書かれていないへ