写真を撮りたいのですが

はてなブックマークの最近の人気ニュースで紹介されていたhttp://news.livedoor.com/article/detail/3317152/の「livedoor ニュース - 幼児の無断写真。母親の抗議は現代病なのか?=朝日新聞の投書より(上)」に関して。

【PJ 2007年09月22日】− 朝日新聞の21日の朝刊、読者コーナー『声』に、「見知らぬ男が勝手に娘写す」という横浜市在住の母親(33)の投書があった。母親は警察まで通報しているのだ。PJとしてもイベント、地域行事、事件・事故の現場で撮影する機会が多い。無関心ではいられない投書だ。

 母親は15日の夜、3人の子どもを連れ、東京・世田谷の秋祭りに出かけたと書き出す。『私は親類らと話をしており、3歳の娘から目を離した。浴衣姿の娘は1分ほどで戻ってきたが、「ひげもじゃの人が写真を撮ってくれたよ」。そして、「下を向いて顔をあげなかった」という』(原文ママ)。写真を撮ってくれたよ、という文面から判断すれば、娘は恐怖心からの撮影拒絶ではない。ふだん着る機会が少ない、浴衣姿が恥ずかしくて下を向いたと思われる。

http://news.livedoor.com/article/detail/3317152/


まあ写真程度ならば許容範囲なのかなと思いました。ただ、同じく最近の人気ニュースにあったhttp://www.asahi.com/national/update/0923/OSK200709230012.htmlの「asahi.com:鉄道マニア?が線路内で撮影、列車遅れる JR京都線 - 社会」を読むと、写真撮影に問題がある場合も確かにあるとも思います。写真撮影をする場合に、行き過ぎてしまう例というのはこれに限らずよくありそうです。

鉄道マニア?が線路内で撮影、列車遅れる JR京都線
2007年09月23日19時49分

 23日午前6時45分ごろ、京都府長岡京市調子3丁目のJR京都線長岡京―山崎間の線路脇で、高校生から60代ぐらいまでの十数人が列車を撮影しており、うち数人が線路から2〜3メートルの敷地内に入っているのを貨物列車の運転士が見つけた。安全確保のため同線は現場付近で約45分間徐行運転し、京都発関西空港行き「はるか5号」が約20分遅れるなど、約700人に影響した。

http://www.asahi.com/national/update/0923/OSK200709230012.html


(25日追記)
http://news.livedoor.com/article/detail/3317355/の「livedoor ニュース - 幼児の無断写真。母親の抗議は現代病なのか?=朝日新聞の投書より(下)」に続きがありました。これを読むと、書き手も見知らぬ人を勝手に写していたことがわかります。そのため、母親の抗議を自分に向けられたものと感じたのかもしれません。そういう意味でむきになるのも無理はないとも考えられます。しかし、“自己中心主義で、他人をいたわる心が欠けている。”という言葉で他人を批判する場合に、自分に他人をいたわる心があるだろうかと自問してみることも大切ではないでしょうか。

東京・葛飾区内の神社の境内で、9月15日(投書と同日の秋祭り)、PJはヤグラ太鼓の少年少女や、踊る老若男女を撮影していた。屋台の周りに集まる子どもにカメラを向けると、ほとんどの親は、「ほら、ほら写真を撮ってくれるのよ」と振り向かせてくれていた。本殿の前で、小学校高学年の浴衣姿の姉妹にカメラを向けたところ、「撮らないでください」と母親から冷淡な口調で拒絶された。素直に引き下がった。

http://news.livedoor.com/article/detail/3317355/