いわゆる正論

はてなブックマークで紹介されていたhttp://fragments.g.hatena.ne.jp/nogamin/20071005/p2の「断片部 - nogaminの断片 - 個別の事情に対して常に正論を優先させること」に関して。

個人の事情より正論が常に優先して当然、と思う人は、(これまでの人生において)自分の事情が正論によって常に優先されてこなかった人なのだと思う。だから、自分の都合や事情や心情が正論より優先されることがあっていい、ということを信じることができないし、もちろんそれを当然のように他者にも求める。

http://fragments.g.hatena.ne.jp/nogamin/20071005/p2


正論というのがどういうものなのかについての説明があった方がわかりやすいかなと思いました。単に「道理にかなった議論」のような辞書的な意味では少し理解しにくいのではないでしょうか。
何かを行う場合に、個人の事情や心情に対して考慮するべきで、少数意見であっても無視するべきではない。というのは道理にかなった正論ではないでしょうか。個人の尊重無くして何の「正論」だ! などというこれまた正論を振りかざしたくなってもしまうのです。