オラクル問題

http://d.hatena.ne.jp/trivial/20071023/1193068672の「この世には神も仏もないけれどそれでも神に祈りたくなることはある - 一本足の蛸」に関して。

“話が通じる人と通じない人とを、見分ける”場合でも、どのくらいの時間で話が通じるのかが問題かもと思いました。有限時間で話が通じることが明らかであっても、それが非常に長い場合は話が通じないのと同じような気がします。
プログラムの場合には、それが有限時間で終了するかどうかを判断することは原理的に不可能だというのを読んだことがあります。「オラクル問題」とか呼んだりするようです。あとは不完全性定理の説明に出てきたりもします。
人間の場合はプログラムのように自由に変えることはできないけれど、プログラムの停止を説得に置き換えることで有限時間での判別は無理だということが説明できるかもしれません。


参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%81%9C%E6%AD%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C 「チューリングマシンの停止問題 - Wikipedia