100gは100g

http://portal.nifty.com/2008/03/06/b/の「@niftyデイリーポータルZ:高度1万mで100gは何gか」に関して。

なんでも聞くところによると、重さというのは、量る場所によって変わるものらしい。
たとえば赤道上で100gのものが北極ではそれよりも重かったり、標高が高い場所では軽くなったりするらしいのだ。
仕組みはよくわからないが、そういう性質があるという。
では、飛行機に乗って重さを量ったらどうなるのだろうか。

http://portal.nifty.com/2008/03/06/b/

これ飛行機で測るのはうまくいかなかったのですが、場所による重さの違いでもよかったんではと思いました。東京と北海道で重さの違いを比べるわけです。ちなみに北海道と九州では1kgの重さが1.5g程度違うようです。だから計量法という法律で日本を16の地域に分けて使用できる秤を決めています。とはいっても最近では地域による差を補正することでどこでも使えるようになってるものもあるようです。

見やすい大型のデジタル表示。デジタルキッチンスケールで2kgまで量ることができ
2kgまで1g表示します。とても高精度なハカリです。

メーカーのこだわり
●地域設定機能でさらに高精度(ちょっとすごいです!)
高精度のはかりは、使用地域により重力の影響を受け、誤差を生じる場合があります。KD-176は、ご使用になる地域を設定することにより、この誤差を解消することができます。

http://www.kgmg.jp/kd176.htm


デイリーポータルの過去記事にもありました。本当です。

はかりの裏にあったスイッチ。地域によって
重力値が異なるのでそれを補正するらしい。(本当?)

http://portal.nifty.com/2006/09/15/a/


ところで100gのgというのは質量の単位でなので、重力にかかわりなく100gは100gです。重さの単位の場合はg重になります。だから「100gは何gか」は不正確で、正確には「100gは何g重か」です。