人の染色体の本数

人力検索はてなでした質問に関して。

人間の細胞の染色体の数は46本(23対)ですが、47本あるいは48本といわれていた時代もあったという話があります。
その辺の詳しい話。いつ頃に誰が46本だというのを発見したのか? またどのくらいの期間、47本や48本といった間違った本数が信じられていたのかということについて教えてください。
とりあえず以下の2つは検索して見つけたので、それ以外でお願いします。

http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_n1/contents/bi-n1/1-bu/1-3-B.htm
http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1/contents/bi-1/1-bu/1-3-1.htm

http://q.hatena.ne.jp/1205244033


自分で調べた結果と、回答で紹介されたものを見ると高校の生物でも教えられているようですが、習った記憶はありません。ではなんで人間の染色体の数が間違って信じられていたのかというのを知ったかというと、小説で読んだからです。これもだいぶ前なので曖昧な記憶ですが「アンドロメダ病原体」の中に出てきました。そして、人の染色体が46本だと確定したあとで過去の写真を調べてみると、やはり染色体の数は46本だったというようなことが書かれていた記憶があります。予断をもって観察したのでは、たとえ真実が目の前にあっても見つけることができないということです。
しかし小説に書かれていたことなので、どこまでが事実なのかという点では疑問でした。


今頃になって古い記憶と疑問がよみがえったのは、http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080306#p1の「謎の微小生命体ソマチット(ソマチッド) - NATROMの日記」を読んだのがきっかけなんじゃないかと思います。ここで紹介されている“非常に高い知性を持っていると推測される”ソチマットが本当にあるとしたらそれこそSF小説みたいだなと思いました。連想したのは、細胞内にあるミトコンドリアが知性を持つという設定の「パラサイト・イブ」や、人工的に細胞に知性を発生させた「ブラッド・ミュージック」など。