主婦業を全て外注に出すと年間1200万円?

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008051100084のニュース「時事ドットコム:主婦業、年俸1200万円=米社が「母の日」で試算」に関して。

シリコンバレー10日時事】米人材情報会社サラリー・ドット・コムは11日の「母の日」に合わせ、子供がいる専業主婦がこなす家事や育児は合計で年俸11万6805ドル(約1200万円)に相当するとの試算を発表した。母親の仕事の価値は金銭で測れるものではないが、同社は「ママの仕事の重大さを認識してもらうきっかけに」と期待し試算をまとめた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008051100084


似たような記事は前にも見たことがあるので、例年の行事なのかもしれません。記事では細分化された業務を、それぞれの専門家に頼んだ場合で計算してあります。これはまあ費用を高く見積もる為の演出でしょう。
だから年棒1200万円というのも絵空事でしょう。働きに出る主婦の場合は、1200万円分の全てではないにしろ多くを外注に出す必要があるでしょう。そうするとよほど高い収入で無いと採算が取れないのではないでしょうか。もし1200万円というのが現実的な基準であるとしたらです。
実際は1200万円の年棒の何分の1かの収入で働く人は沢山います。その場合でも得られる収入の方が、働きにでることで必要になる外注コストよりも多いと判断しているはずです。



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