諸刃の剣

http://mainichi.jp/select/jiken/akihabara/news/20080610k0000m040088000c.htmlの「秋葉原通り魔:凶器は武器のダガーナイフ ネット購入可能 - 毎日jp(毎日新聞)」に関して。

東京・秋葉原の通り魔事件で使われた凶器は、野外で日常用具として使われる片刃のサバイバルナイフでなく、武器として設計された両刃のダガーナイフ(短剣、刃渡り13センチ)だった。

http://mainichi.jp/select/jiken/akihabara/news/20080610k0000m040088000c.html


片刃、両刃というと刃先の形状のことを思い浮かべてしまうので少し違和感がありました。「両刃」だと記事のように刃が両方の辺についているのと、刃先がV字型になっているという意味の二通りがあります。片刃の場合はレの字型で、具体例としては出刃包丁や切り出し小刀。

諸刃という言い方をすれば誤解は減るのかなと思いました。諸刃の刃物というと、西洋の剣や日本だと槍が思い浮かびます。武器以外では、魚などをとるのに使う銛や、木の表面を平らにするカンナの古いタイプで槍鉋というものがあります。

(追記)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080610-OYT1T00387.htmの『「ダガーナイフ」銃刀法改正も検討へ 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)』では両刃という表現ではなく「両側に刃がついている」と表現されていました。これならわかりすいです。