連続した要素を含む集合

長さの違う2本の直線に含まれる点を一対一対応させることができます。
長さの違う線ABと線CDを考えます。



A――――――――B



C――――――――――D



AとCを結んだ線と、BとDを結んだ線を延長して、交点Eを求めます。
線EACを、点Eを中心に回転させ、線EBDと重なるようにします。
この回転の操作で、線ABから線CDへの一対一対応を行ったとみなせます。


これを、線ABを要素に含む集合と、線CDを要素に含む集合の間に一対一対応が成立するとも解釈できます。
線を要素に含む集合というのも変な感じですが、集合の要素を式で定義した場合には同じことです。
たとえば、
A={x|1≦x≦2}
とした場合の集合Aの要素は1から2の実数で、連続しています。