七夕と願い事

七夕の短冊が昔は布だったというのは知っていましたがもっと昔は糸だったというのは知りませんでした。
布をぶら下げるのは、織姫にあやかって自分も機織りが上達するようにという願いをこめたもののようです。そこから機織り以外の芸事の上達も願うようにもなって、最近では単なる願い事に変わってきてしまいました。
糸は布よりももっと昔で、五色の糸を使っていたようです。五行説による青、赤、黄、白、黒の色の糸を使っていたようで、今でも中国では七夕に糸を飾っているようです。短冊も伝統的には五色のようで、これも五行説からなのでしょうが黒ではなく紫が使われることが多いみたい。