2012-01-01から1年間の記事一覧

逆転メガネ

上下が逆さまに見えるメガネというものがあって、それをかけると面白い体験が出来るみたいです。しばらくは物が逆に見えるので動作に戸惑うものの、次第になれていきそれが正常な状態だと感じるようになってしまうということです。 人間の目の網膜に映る像は…

図で理解する

何かを考えるのに言葉を使わないことは出来ないかと考えてみました。 この図を見ると、2つの緑の四角の面積を足したものと青い四角の面積が同じになることは理解できると思います。これは三平方の定理の特別な場合です。直角二等辺三角形ではなく単なる直角…

宇宙人に三原色を説明する

「Tokyo Fuku-blog 4原色の視覚をもつ女性見つかる」http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2012/06/post-e30b.htmlより。 色の3原色というが、これはたまたま人間の錐体が赤、青、緑を感じるようにできているからにすぎず、可視光線が本質的に3色の光線か…

宇宙人に自然数を説明する

自然数というのは数の基本で、小学校で最初に教わる数も1つ、2つと数えられる自然数です。リンゴの量を判断するのに1個、2個のように自然数を使うのはまったく自然なことです。 しかし、人間とまったく数のとらえかたの違う知的生命を想像することもでき…

一切れのパンとバッドエンド

「一切れのパン」*1という話があって、学校の教科書か副読本で読んだような記憶があります。 主人公は親切にした老人からもらったハンカチに包まれたパンを心の支えにして、無事に家に帰り着くことが出来たというハッピーエンドの結末です。しかし、場合によ…

勉強とお金

http://d.hatena.ne.jp/REV/20120613/p1の『米だと、庭の芝刈りをさせて小遣いを貯めさせる。日本だと、「親の愛は無償なんだよ」という道徳を教える。 - REVの日記 @はてな』から連想した話。 ユークリッドのもとで幾何学を学び始めた若者が「こんな事を学…

選挙はハガキ無しでも投票できる

選挙のときにはお知らせのハガキが送られています。投票するときにそのハガキを持っていくと手続きが楽なのですが、無ければ投票できないわけではありません。 選挙人名簿に載っている本人であることの確認ができれば良いわけです。身分証明書が必要というこ…

晴れたら遊園地に行く。あるいは、遊園地に行くなら弁当を作る。

アリスとボブが会話している。 ボブ:「今度の日曜日、晴れたら遊園地に行こうよ。」 アリス:「遊園地にいくなら、お弁当をつくるわ。」 少なくともボブとアリスの言葉のどちらかが成立するのはどんな場合か。

数学と独立

http://president.jp/articles/-/6263の「なぜ幸運の確率は5分5分でなく、63%か−ネイピア数 「暮らしとマネー」のナゾ:PRESIDENT Online - プレジデント」に関する否定的感想。 前半の数学に関する部分は興味深い内容なのですが、後半の人と人の出会いに当…

食べるな

昔読んだ本に動物のフンをチョコでコーティングして食べさせるイタズラが出てくるのがありました。何度行ってもつまみ食いをする相手を懲らしめるために、森でコロコロした動物のフンを拾ってきます。それをオーブンで加熱して乾燥と殺菌をした後に、チョコ…

高校無償化と小中学校

高校無償化に関連して疑問に思うことがあります。それは私立の高校に対しても公立の学費相当の補助が出るならば、私立の小中学校に対しても同様に学費相当額が出てもよいのではないかということです。 私学に対する助成というのはもちろんあるのですが、高校…

図書館としおり

図書館の本に、前に読んだ人の痕跡が残ってる場合があります。印象に残っているものとして、手作りのしおりがあります。その作り方を紹介します。 細長い紙を用意します。 半分より少しずれた部分をだいたい直角に折ります。 もう一度折って、紙が平衡になる…

図書カードと個人情報

少し前の図書館の本には借りた人の名前が書いている図書カードが付属していたことがあるようです。そのカードを見れば前に誰が借りたのかわかるのですが、それが問題になったことはあったんだろうかという疑問が浮かびました。 というのは佐賀県武雄市で図書…

いくつまで数えられる?

数をいくつまで数えられるかということを考えてみます。1、2、3、4、と数えていって、どのくらいまでいけるのでしょうか。 数をひとつ数えるのに1秒かかるとして、1分で60、1時間なら3600まで数えられます。これを1日といっても24時間は無理…

トポロジー対素因数分解

http://d.hatena.ne.jp/trivial/20120412/1334156472の「幼児が数分で解ける問題なら、大人なら数秒で解けるはず - 一本足の蛸」で取り上げられてた問題について。 以前に見たときはトポロジー的な解を考えたのですが、別の解もあるのではないかと思い直しま…

レバーとコンニャクと海外の規制

生レバーの規制が進んでいるけれど、海外ではどういう対応なんだろう。コンニャクゼリーに関する話で、EUでは前から規制されているというのを読んだ記憶があるので。ガンマ線による殺菌の話もあるけど、これも海外ではどうなんだろう。国によってはスパイ…

カリオストロの城と陰謀論

「奴はとんでもない物を盗んでいきました。それは偽札の原版です」 銭形のセリフがこうだったら感動は台無しかもしれませんが、事実としてルパンは何も盗んでいないわけではありません。原版を持ち出したのが不二子だとはわかっていなかっただろうし、もしわ…

健康診断とコスト

職場の健康診断がもうすぐあるので、健康診断のメリットとコストについて考えたりしてます。個人としては費用負担無しなので、基本的にはメリットしかないと考えていいけれど、もう少し広い範囲で健康診断にかかる費用はそれによって節約できる医療費と比べ…

年金と世代間扶養と資産消失

現在の年金は賦課方式であって、若い世代が支払ったものが年金受給世代にまわっている。つまり子供が親に仕送りするような世代間扶養の仕組みである、といった説明を目にすることがあります。厚生労働省もそういった説明をしているので、公式にもそうである…

労働力としての生活保護者

生活保護者の労働力としての可能性について考えてみました。 学生アルバイトや主婦のパートなどは他の仕事に比べると賃金が低いのですが、これは他に主たる生計の支え手がいるという学生や主婦の優位性が理由のひとつです。年金など他に収入のある高齢者など…

遺産問題と本人の意思

遺産問題の多くは、自分の物でもない財産が自分の物であるかのように誤解することによって発生しているのではないかと考えることがあります。 Aさんの財産は基本的にAさんの物であって、それを他の誰かが自分のものであると思うとしたらそれは変ではないで…

ツイートの転載

はてなブックマークと関係ないツイートを転載。あとから検索して見つけやすくするため。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createEl…

7は孤独にして

1から10までの数を2組に分けて、それぞれの組で掛け合わせた答えが同じになるようにすることはできるか。 たとえば1、2、3、4、5と6、7、8、9、10に分けたとすると、1×2×3×4×5=120 6×7×8×9×10=30240となって全然違う。 …

2月の不健全図書

第620回東京都青少年健全育成審議会で指定された不健全な図書類は4冊でした。*1 「ワンコ発情中」「やわらかおんなのこ」「背徳人妻 火遊び失楽園」が性的感情を刺激で、「三才ムック vol.453 裏ワザ大全2012」は自殺又は犯罪を誘発という理…

対案

「僕の意見に反対なら対案を出して欲しい。」男は言った。 「そんなの私にはできない。」女は言った。 「じゃあ、僕の案でいいよね。」たたみ込むように言う男。 「ダメ、納得できない。」はねつける女。 「それじゃあ現状をどうするんだ。」どなるる男。 「…

続きを読む記法のテスト

複数の続きを読む記法でどうなるのかを確認する為のテスト。 1

仲間外れの8(2)

家に帰ってから落ち着いて考えてみれば任意の文字列を繰り返す循環小数を考えるのは簡単で、0.abcabc…ならabcを999で割ればいいんだから0123456789を繰り返したければ123456789を9999999999で割ればいいだけだ。…

仲間外れの8(1)

1を998001で割ると0.000001002003004005…と続いていくという面白い結果になるというのをインターネット*1で前日に読んだ僕は、放課後の部室でそれについて考えていた。998001の代わりに9801で割ってもいいらしい。 そ…

トイレの100W

トイレの100Wというのは必要も無く過剰であることを意味する用法が一般的ではありますが、寒い季節にはトイレの100Wが有効な場合もありそうだなと思いました。 トイレというのは他の部屋などに比べて暖房器具が設置されていることが少なく、冬場は寒…

アキレスと無限

アキレスと神 アキレスは神に祈りを捧げた。もっと早く走れるようになりたいと。 君は今のままでも充分に早く走れるではないか。そんなことをいう友人もいたが、アキレスが耳をかすことはなかった。 そんな彼のところを旅の老人がおとずれた。知らない顔だっ…