ショートショート

趣味のWebデザインhttp://deztec.jp/design/06/03/30_joke.htmlに書かれていたことに関連して。

違うとは知りつつもid:liao さん)

弁護士一家を惨殺したものが、ちゃんとした裁判を受けられるほど法曹界は甘くないかもしれない。最後はやはり、弁護士の手によって死刑の道を進むのが、暗黙の弔い合戦なのかもしれないが、それを立証する事は不可能。不作為の法廷闘争。さすがに法律の達人のやり方はエグイ。

阿刀田高さんが短編に使いそうなブラックユーモア……と一瞬思ったけれど、私が他にブラックユーモアの書き手の名前を挙げられないだけだと気付いた。

http://deztec.jp/design/06/03/30_joke.htmlより一部引用)

たしか星新一のショートショトでそんな話があったと思ったのですが、題名までは思い出せなかったので調べてみました。たぶん「問題の装置」という話がそうです。http://sunset.freespace.jp/aavideo/shortshort/200/317.htmではアスキーアート付きで内容紹介がされてます。

「末路」という話もありました。これは法曹界に限らず、いろいろな職種が出てきます。内容については、http://sunset.freespace.jp/aavideo/shortshort/400/403.htmを参照。


星新一ショートショートがコミックになっているものもあります。「午後の恐竜」の方は比較的原作そのままで、「空への門」はかなりアレンジが入っている印象があります。特に「空への門」という話は、ある変更によって原作とは全く違う話になっています。

コミック☆星新一午後の恐竜

コミック☆星新一午後の恐竜


コミック☆星新一空への門

コミック☆星新一空への門


他にショートショートの書き手で思い浮かぶのは阿刀田高眉村卓くらいですが、海外の作品もあります。「死ぬためのエチケット」という本は13の短編が収録されていて、阿刀田高を思わせるものが多いです。妻を殺そうとする夫の話とかがそう思わせるのでしょうか。夫を殺そうとする妻の話もあります。

死ぬためのエチケット (創元推理文庫)

死ぬためのエチケット (創元推理文庫)