文系理系性格判断

  • 大人は数字が好き。(「星の王子さま」より)
  • 理系は数字が好き。
  • ある人が数字が好きだった場合は、大人もしくは理系である、もしくは大人でありかつ理系である。


理系と文系の定義というものを考えることがあります。大学の学部としてならばかなりはっきりしています。例えば東京大学で、文科から進む学部が文系で、理科から進むのが理系といった具合です。(参考リンク http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_08_j.html
外国の大学でも文系と理系というような分類はあるようで、ケンブリッジ大学では文系がArtsで理系がSciencesとなっているようです。別の分類をしている大学もあるので、文系、理系が一般的なのかどうかはわかりません。

参考リンク
ケンブリッジ大学 http://www.cam.ac.uk/admissions/undergraduate/courses/
スタンフォード大学 http://www.stanford.edu/dept/humsci/departments/deptprog.html
オックスフォード大学 http://www.ox.ac.uk/departments/


こういった、大学での学部の分類を調べることで、今あるものが文系であるか理系であるかを知ることはできます。全く新しい学部の場合はどうなるのか気になりますが、その場合はやはり文系と理系の定義から考えるのでしょう。
ただし、どちらに分類するのか難しかったり、定義から外れるものも出てくるかもしれません。生き物を植物と動物に分類する場合に、葉緑体を持ったミドリムシをどちらに分類するのかや、細菌やウィルスをどうするのかといった問題とも似ているかもしれません。


学問の分類としての文系、理系ではなく、文系の人、理系の人のように人の属性として文系、理系を使う場合はどうしたらいいでしょうか。大学の文系学部を卒業した人が文系で、理系学部を卒業した人が理系とすると、以下の4種類の人が存在することになります。

  1. 文系の人
  2. 理系の人
  3. 文系かつ理系の人
  4. 文系でもなく、理系でもない人


この4種類に人を分類して、性格の傾向をまとめると文系理系性格判断ができます。もっと単純に、最初の2種類だけを使うことも可能です。
文系と理系の定義がどうなっているのかについて正確なことはわからないのですが、このような文系理系性格判断を信じている人は、理系ではないとして欲しいものです。