望みがかなえば満足か?

http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20061009#1160327482の「非モテはほんとにモテたいのか?」に関連した話。
表面上の望みが必ずしも「本当」の望みでないという話はよくありそうです。http://d.hatena.ne.jp/ROYGB/20060601の「宝くじ2」でも少し書きましたが、3つの願いをテーマにした話はたくさんあってほとんどがアンハッピーエンドです。
芥川龍之介の「芋粥」で望みがかなった五位は満足しているようにはとても見えません。

しかし、同時に又、芋粥に飽きたいと云ふ慾望を、唯一人大事に守つてゐた、幸福な彼である。

青空文庫芋粥」よりhttp://mirror.aozora.gr.jp/cards/000879/files/55_14824.html


あとは「クララ白書」か「アグネス白書」の中で、理想の出会いというか恋愛についての話と、それが実現したけどそんなにいいものではなかったろいうのをだいぶ前に読んだのを覚えています。