元国家公安委員長でも職務質問される

はてなブックマーク注目の記事で紹介されていたhttp://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=54にある「またまた職務質問に! ≫ 永田町徒然草」に関して。内容は職務質問されて立腹したという、まあインターネットでよく読む話といってしまえばそれまでだけど、書いているのが元国家公安委員長というのが面白いといえば面白い点でしょう。
しかし、これを読んでいて連想したのがhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/にある「たけくまメモ」です。と、いうのもここには何度も職務質問されたことが書かれているからです。

ここのところ取り締まり強化月間らしくてですね。連続3日ですよ。特に今日はひどかったです。同じ道を走っていて、たかだか20分くらいの間に、連続して3回も! 3回ですよ信じられますか?(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/04/post_e87e.html「そんなに俺は怪しいのか」より引用)

とか

さっきチャリンコで走ってたら、前に警官が。……来るか? と思っていたら、やっぱり止められましたですYO!

わあ、今年初めてじゃん! なんか知りませんけど、今年に入ってから一度も止められなかったんですよ! 去年は10回くらい止められましたのに! 久しぶりに神奈川県警の「ピーガルくんカード」(写真)を出すことができましたYO!
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_a922.html「ワオ!とうとう職質に!」より引用)

など、読んでいて笑ってしまうくらいです。しかし、一日に何度もというとどんなもんかと思いますが、職務質問というのも大切な警察の業務ではないのかとも思います。また、元国家公安委員長であっても職務質問の対象になるというのは法の下の平等という観点からはあたりまえともいえます。

「またまた職務質問に! ≫ 永田町徒然草」にはこんなことも書かれています。

さいとうたかをの「ゴルゴ13」は、私の大好きな劇画だ。最近はちょっと懲り過ぎている嫌いがある。初期の作品に「偶然は2度はない」と正体不明のターゲットを探りあて、この名文句付きで狙撃するという名作があった。国家公安委員長の経験者が2度も、また友人が同じ警察官に2度も渋谷で職務質問を受ける。また自らが職務質問を受けた直ぐ後に他人に対して故なく強引な職務質問をしているのを目撃するということは、偶然が2度重なったとはいえないだろう。執拗な路上セールスマンのように、職務質問するのが警察官の仕事になっているようだ。ある人から1日に何件の職務質問するようにマニュアル化されていると聞いた。警察官職務執行法で許されている職務質問とはそういうものではない。

警察官職務執行法で許されている職務質問とはどういうものなんだろうと疑問に思いました。それについては最初に職務質問された時のhttp://www.liberal-shirakawa.net/dissertation/policestate.htmlにある「白川勝彦Web 政治理念 忍び寄る警察国家の影」に書かれているようです。


以前に書いたものへのリンク。
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