日本テレワーク物語

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070121k0000m040110000c.htmlの「番組ねつ造:制作受注会社、他テレビ局でも問題に−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ」に関して。

番組ねつ造:制作受注会社、他テレビ局でも問題に
 関西テレビから番組制作を受注したテレビ番組制作プロダクション「日本テレワーク」(東京都品川区)は、2年前にも別のテレビ局から制作を請け負った番組で実験結果をねつ造し、放送が打ち切りになっていたことが分かった。

 問題になったのは、テレビ東京で放送されていた「教えて!ウルトラ実験隊」。05年1月25日に放送された花粉症対策の回で、臨床実験中の花粉症治療法の実験結果を紹介したが、実際には効果が現れるまで2週間程度かかるのに5日程度で済ませ、2週間後に効果が現れたかのように放送していた。テレビ東京は関係者4人を処分した。

 テレワークによると、「発掘!あるある大事典2」は制作に人手がかかる番組のため、同社からさらに複数のプロダクションに委託していた。問題を起こしたのはそのうちの1社という。


副題が「実録・日本テレワーク物語」という本を読んだのを思い出しました。内部の人によって書かれたこの本の内容には驚かされることが多かったです。日本テレワークの中で実際にこんなことが行われていたとはとても信じられません。具体的に例を上げると「人工衛星を破壊」とか「宇宙人をペテンかける」などです。今では絶版になっているようで、アマゾンのマーケットプレイスではかなりの高値になっています。そんなに高い値段で買う程でも無いでしょうが、機会があれば読んでみてもいいのではと思います。面白いSFです。単行本の題名は「あけましておめでとう計画」で同じ内容の文庫は「キャベツ畑でつかまえて」と改題されています。不思議な事にマーケットプレイス価格は単行本の方が安いです。