ほんとの○○

http://d.hatena.ne.jp/b_say_so/20070621/1182440977の「saySo - なんかいいなぁと思った」で題名からもわかるように好意的に紹介されているhttp://anond.hatelabo.jp/20070621222911の「ほんとのプログラマーを募集」に関して。どちらかというと否定的に受け取りました。
業務の上で部下がいる立場である「ほんとのプログラマーを募集」の書き手には、そこでひどい書かれようをしている部下よりも高い責任があると思われるからです。リンク先に書かれているように、部下を解雇できる権限があるのだとしたらなおさらです。まあ、愚痴をこぼしたくなる気持ちはわからなくもないです。ただ、愚痴は気分をいっとき緩和することはできても、事態を改善することはできません。
では、事態の改善として何ができるかというと、少なくともリンク先に書かれているように「ほんとのプログラマー」を求めることではないでしょう。何というか「ほんとのプログラマー」という言い方が、うさんくさいコンサルタントの使うような言葉に感じられます。
また、募集にもかかわる立場だとするならば、現在の部下3人はどうやって募集して選んだのかということにも疑問があります。例えば企画要員として募集をしていたとしたら、それに応募してきた人が企画をやりたがるのも当然でしょう。
勉強会についても、今現在の具体的な問題があるのだから、それに即したものにすれば少しは効果があるのではと考えました。まあ何にせよ“何を説いてもわかってもらえるはずがない”などと言って相互理解を諦めてしまっているのでは、事態に改善が見られないのも無理ないかなと思いました。