クールマインド、ウォームハート

http://www.otsune.com/diary/2007/07/27/1.html#200707271の「void GraphicWizardsLair( void ); -- 「感情論こそが真に正しい」が正しくないと思った理由」に関して。

感情論とか倫理観とか同情心では一見正しい行動に見えるけど、実はかえって迷惑になってしまうということが多々有ると思う。
家族や地域の距離感も、災害の動画ニュース速報も、人と人の関係や通信速度も、今と昔では技術的な理由で変わってしまったのが原因の一つだと思っている。1の速度が10000の速度になると質が変わってしまうという essaさんのアレ_ 。
だから感情論で正しい(技術的制約によって昔は正しかった)行動が、科学の力で迷惑度が増えちゃって、デメリットが大きくなってしまった。
困ってる人の助けに成ろう。という行動が溢れることで、かえって困らせてしまう。
だから論理から導かれた「新・感情論」というのが必要になっていると思う。

http://www.otsune.com/diary/2007/07/27/1.html#200707271


リンク先でいう「感情論」の意味するところが辞書的な意味と違うのかなと思いました。倫理から導いたら「新」をつけたところで感情論にはならなそうです。感情のみに左右されるのが「感情論」ではないでしょうか。
「困っている人を助けよう」と思うのは倫理ではなく感情です。だから感情は悪いものではないし不要でもありません。実際リンク先で書かれた文章も、良かれと思って行動したことがかえって迷惑になることがあるので技術変化などをよく考えて、相手の為になるように行動しようという根底にあるのは他者を助けたいという感情のように感じられます。
では、具体的な行動としてはどうしたらいいのかというのも考えさせられます。簡単に思いつく例としては、はてなポイントの送信を利用した募金など、オンラインでの決済を利用して募金するのは技術の進歩に合わせた行動の一つといえるかもしれません。