匿名での訴訟

http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080308#c1204988984にある「2008-03-08 - 捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!」のコメント欄を読んで考えたこと。

jun-jun1965
2008/03/09 00:09
ところであなたから提訴された場合、あなたは実名で訴状を出すわけで、「そんな人は知らない」ということで終わる。匿名者にも侮辱罪に準ずる不法行為での請求権があるとなったら、これはすごい判例になるよ。

http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080308#c1204988984


本人確認さえできれば訴訟は可能かなと重いました。通常の訴訟などでも本人確認は必要です。でも、自分が誰であるかを明らかにすると匿名性は失われれるので、匿名のままで訴訟するということは無理かもしれません。
訴訟の相手に関しては、被告人不詳での訴えも可能でしょう。


でも動物を原告とする裁判というのも前にニュースで見た記憶があります。法的な原告は別にいて、代理訴訟という形式になるのかな。

参考
http://www.takaosan.info/kendou25.htm 高尾山天狗裁判


だから、もしかしたら実名を明らかにしない匿名者が訴訟を起こすことも代理訴訟なら可能かもなんてことも思いました。そうなれば、以前に書いたこんな問題も解決するわけです。

ところで実名を出されたというトラブルの場合には、法的手段というのがあまりよい方法ではないかということも思いました。つまり裁判に訴える場合などには、自分の実名を明らかにする必要があるからです。実名を明らかにされたことにする対処で実名を明らかにしてしまっては意味がありません。裁判記録自体はそれほどアクセスが簡単でもないにしろ、それを手に入れて公開することが可能であるだけでも抑止力になるのではということです。

http://d.hatena.ne.jp/ROYGB/20071227#name