モンスター

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20080704#p1の「凶暴両親 - 琥珀色の戯言」に関して。モンスターペアレントモンスターペイシェントの問題をいうのは最近よく目にします。でも、同じようにモンスターティーチャーやモンスタードクター、モンスターナー*1に相当する人もいるのではなんてことも思います。役所に不合理な文句を付けたり脅迫をする人もいるし、不合理なことをする役人もいるのも似たようなものでしょう。民間会社でも問題社員のひとりやふたりはいそうです。問題社長だっているでしょう。


学校に関しては、それでも何とかして問題に対処して欲しいという気持ちがあります。それは問題のある保護者に対してきちんと対応できないとしたら、問題のある子供にはどうなんだろうという不安があるからです。これも問題児童やモンスターチルドレンなどと名付けることで切断操作するのではないかという恐れです。
記事で引用されている塾での希望クラスに入れなかった子供の保護者が学校に申し入れをしたというのは、それだけ読めば問題というか困った親のようにも思えます。でも塾云々を抜きにして子供の学力が思わしくないという相談をしていたらどうだったんだろうと思わなくもありません。もしくは子供が勉強がわからないと相談していた場合とか。
逆に、理不尽な要求だとするならばそれを校長の責任として拒絶するのでもなく担任におっかぶせるのはどうかとも思うわけです。これで教師が自殺とかしても「そんな気配は全くなかった」とか言いそうだとか妄想が広がります。

*1:患者の爪を剥がしたり。でもこれも治療行為の一環だという意見もまたあるようですが。