ブルーバックスから消された本たち

講談社ブルーバックスの2冊の本が、著作権上の問題で回収・絶版になるようです。

講談社ブルーバックス科学史から消された女性たち』『早すぎた発見、忘られし論文』(いずれも大江秀房著)の2冊に関し、著作権上の問題があることが判明いたしました。そのため、この両書について回収・絶版の措置をとることに決定いたしました。著作権者の方、そして読者の皆様にお詫び申し上げます。


講談社ブルーバックス出版部

http://shop.kodansha.jp/bc/books/bluebacks/oshirase.htmlより引用)


科学史から消された女性たち」は、同じ題名の本もあるようです。そして以前から問題になっていたようです。

参考リンク
http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-258.html
http://www.kousakusha.co.jp/KEC/mp071.html
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50378893.html





科学史から消された女性たち―アカデミー下の知と創造性

科学史から消された女性たち―アカデミー下の知と創造性



今回の場合は、問題があり絶版になるわけですが、問題が無い本でも絶版になり手に入らない本も多いです。例えば、私にとってブルーバックスといえば都筑卓司さんで、この人の書いたものならばハズレはないと思っていますが、入手できなくなっていたものも多かったです。数年前に亡くなられて、そのせいでといっては何ですが、だいぶ復活しました。新装版という形で表紙が変わってしまったものが多いですが、「四次元の世界」のように同じのもあります。

 


 
新装版 四次元の世界―超空間から相対性理論へ (ブルーバックス)

新装版 四次元の世界―超空間から相対性理論へ (ブルーバックス)



あと、「四次元の世界」と似た題名ですが、作者は違う「二次元の世界」という本も、だいぶ前に読んでまた読みたいと思っているのですが、絶版のようです。


二次元の世界―平面の国の不思議な物語 (ブルーバックス 315)

二次元の世界―平面の国の不思議な物語 (ブルーバックス 315)